法衣の基礎知識解説シリーズ~白衣編②・白衣の洗濯~


こんにちは!
関東は今週来週と雨が続くようですね。
気温も下がり、過ごしやすくなったように思いますが、心配なのは洗濯物ですね。

洗濯といえば、最近は法衣も自宅で洗えるものが人気なようです。
中でも白衣は汚れやすいので、洗う機会の多いお衣になりますが、その分洗濯にも十分な注意が必要です。
生地の種類によって洗濯の仕方に違いがありますから、この点を注意されるとよろしいかと思います。

今回は白衣の洗濯についてご紹介いたします!

  1. 絹織物の洗濯
  2. 純毛(ウール)の洗濯
  3. 化学繊維とウールや麻との混紡の洗濯
  4. 麻100パーセントの洗濯

1.絹織物の洗濯


羽二重、塩瀬(* 1)などで袷着物(* 2)を作ることがありますが、正絹製の衣類は丸のまま洗いますと、生地に傷がついたり縮んでシワができたりします。
綺麗にされたい場合は、ドライクリーニングに出すか、洗い張り(*3)にします。

* 1:縦糸を密にし、太い横糸を用いて横筋を出した厚地の羽二重。着物のほか、帯地・被紗・半襟。羽織地などに使用します。
* 2:裏地のない単に対して、裏地をつけて仕立てた着物のこと。秋から春先にかけて用います。
* 3:着物を解いて洗い、のりをつけて広げた布を、張り板に固着させたり、伸子で張ったりして乾かす方法。

2.純毛(ウール)の洗濯


こちらも絹織物、正絹商品と同様、ドライクリーニングをおすすめしています。
家庭で洗いますと、生地が詰る(*4)ことがあるためです。

* 4:詰るとは「目詰まり」のこと。目詰まりを起こすとその分、生地が縮んでしまいます。

3.化学繊維とウールや麻との混紡の洗濯


ポリエステルなどの化繊混紡商品は家庭で水洗いできます!
若い人、あるいは行に出るときや夏など、汗を大量にかくときに好適です。

4.麻100パーセントの洗濯


麻も水洗いで詰りやすい生地ですのでドライクリーニングがおすすめです。
絹麻は十センチ以上も詰まる場合がありますので後上げ(*5)をしておくとよろしいです。

* 5:詰る寸法を想定して身丈や衿を長めに作り、長い分を仮縫いして、洗濯で詰まったら出していく方法です。

いかがでしょうか。
毎日着用する白衣だからこそ、その生地素材に応じた洗濯を行うことで長持ちさせたいですね。

そのほか

すずきではクリーニングを承っております。正絹や麻の白衣など、お衣が汚れてお困りの方は是非お問い合わせください。

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知ってる人はやっている!衣替えのこの時期にクリーニングをした方がいい3+1つの本当の理由

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